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会社企業の財務状態|検討するときに踏まえるべき基礎となる考え方

会社・企業の財務状態

 

事業会社の経営では、運転資本や固定資産を用いて営業利益を生み出すことを最重要項目としています。

 

経済産業省による、企業財務の基本バランスシートおよびストックとフローの対応関係の解説は次のとおり。

 

企業財務の基本バランスシートおよびストックとフローの対応関係

引用元:経済産業省

 

上の画像解説では、事業会社の財務の本質を前提とし、通常のバランスシートのままではなく組み換えを行うことを提案しています。

 

これにより、ストックとフローの対応関係をより適切に分析できるようになると考えられている。

 

まず、資産を営業資産と金融資産に分ける。そして、金融資産を現預金と投融資に分けます。

 

負債は有利子負債と営業負債に分類し、営業資産から営業負債を控除したものを「純営業資産」、有利子負債から現預金を控除したものを「純有利子負債」とする。


そして「純営業資産」と「投融資」を足したものが「企業価値」というストックでみます。

 

これに対応するフローが「純営業資産」が生み出す営業利益と「投融資」が生み出す営業外収益の合計であるEBIT(Earnings Before Interest,Taxes)である。

 

これらの内容は、会計参与という法律をもとに、中堅/中小企業に対して会計専門家が取締役と共同して計算書類を作成する会計参与制度の導入により、優れた分析方法となっています。

 

会計参与の職務と責任

 

会計参与の職務と責任は以下のとおりとなっています。

 

会計参与の職務と責任

まとめ

 

企業の事業面からみる財務上の問題を分析するためには、ここで解説したとおり、純営業資産がどれだけの営業利益を生んでいるかについてまず検討することが重要。

 

そして、事業が非効率となっている原因は何か、どこに効率化の余地があるのかを適切に把握する仕組みを理解することが最重要となる。

 

そのため、外注による会計参与を利用して、コンサルティングを受けることは、理にかなっており、中企業以上の会社では積極的に活用していきたい仕組みである。

 

参考 ・会計参与制度|日本税理士会連合会

 

インボイス制度について

今、小規模事業者や企業が事業会計において最も注視しているのが、インボイス制度です。

 

令和5年現在、まだ政府が試行錯誤している状況です。そんな中、令和5年4月にインボイス制度の一部改正がありました。

 

参考 ・インボイス制度に関する令和5年4月の改正とは?4つのポイントを国税庁HPを参考に解説

 

緩和処置がされているので、気になる方はチェックしておいてください。

 

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